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執筆者の写真福米東ひまわり保育園

体調管理に気を付けましょう!(7/17)

今週は体調を崩してお休みするお友だちがとても多かったです。

『溶連菌』、『ヒトパラインフルエンザ3型』、『発熱』など。『溶連菌』に関しては

鳥取県全域に警報が発令されています。

また、コロナウイルスの陽性者も連日発生している状態です。少しでも体調がおかしいな、と思われたら無理をせず早めの受診をお願いします。


溶連菌感染症…溶血性連鎖球菌という細菌による感染症でのどの痛みを伴う咽頭炎の2割程    度がこの菌が原因と言われています。


潜伏期間:2~5日 


症状:喉の痛み、扁桃腺の腫れ、頭痛、体のだるさ、など風邪の症状と同時に38~39℃の高熱が出ます。発熱から2~3日経つと首や胸、手首、足首に粟粒状の発疹が現れて強いかゆみを伴い、やがて全身に広がります。同時に下にイチゴ状の小さくて赤いブツブツした発疹が現れます。


治療:抗生物質を10日から2週間程度服用します。早い時期から服用するほど、治療効果があると言われています。発症から5日程経つと熱も下がり、発疹や喉の痛みも治まります。予防には手洗い・うがいが基本です。


ケア:熱があるときは水分補給を十分に行いましょう。また、喉の痛みがあるため、熱い物や刺激物、柑橘系の果物は避けましょう。回復後、まれに急性腎炎やリウマチ熱にかかることがあります。症状が消えても、医師の指示があるまでは、薬の服用をやめないようにしましょう。


ヒトパラインフルエンザ3型…『ヒトパラインフルエンザウイルス』は『インフルエンザ』という名前がついていますがインフルエンザウイルスとは全く異なるウイルスです。

1950年代に発見されたウイルスで発見後60年以上が経過しています。


症状:発熱、鼻水、咳などから気管支炎・肺炎などの重症例まで幅広い症状を引き起こします。3型が最も多く検出されているそうです。

春から初夏の時期、特に乳幼児にとって注意が必要な呼吸器感染症の原因の一つです。

直ったとしても再感染し、また成人も感染します。感染力がとても強いため、集団感染の原因になることがあります。


治療:特効薬はなく症状を和らげる対症療法が中心です。乳幼児、高齢者は重症化し入院治療が必要となることもあるので症状がひどくなりそうなときは早めに医療機関を受診しましょう。


低年齢児は自分から体調の不調を伝えることが出来ません。周りの大人が常に気にかけてあげることが大切です。




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